娘に絵本の読み聞かせを毎晩しているのですが
そのうちの1冊に
かこさとし さんの「からすのパンやさん」があります。
からすのパンやさんから学ぶ
「からすのパンやさん」
作: かこ さとし 出版社: 偕成社
価格:1,080円
(2015/12/9 01:39時点)
感想(327件)
1973年初版340刷超えのベストセラーですから
ご存知の方はたくさんおられると思います。
あのお話、ビジネスだと思いませんか?
からすのパンやさんのあらすじ
子どもが産まれてから、てんやわんやで
貧乏になったパンやさんが、
失敗作のパンを子どものおやつにしていたら、
お友達からパンが欲しいって言われるんですね。
さっそく、家族全員でたくさん作ってみて、
クレームをいっぱいもらう。
そこからその要望にこたえてアイデアを出して、
再びパンを販売。
子ども達が殺到したことで、
近所のからすが騒ぎ、さらに騒ぎが広まって
森中のからすがパンやさんに詰めかけます。
パンやさんは、その殺到したお客さんを
上手にさばいてお店を大繁盛させるお話。

なんて商売上手な、パンやさんなんだー!Σ(゚□゚ノ)ノ
ビジネスチャンスを逃すな
失敗作のパンを子どもも、
これまた上手に(意識してないけれど)
上手にお友達に紹介するんですよ、
「これは世界中で、お父さんしか焼けない、
珍しいおやつパンなんだぞ」って。
欲しいじゃないですか、
たとえ失敗作でも、そんなこと言われたら!
お友達にいっぱい来てもらって、
どこが悪いって、クレームをもらったら
改善して、再び販売。
これも、トライ&エラーと方向修正ですよね。
そして集客。
買うために来たわけではないお客さんまで
お客さんの心理を上手に利用して、
来てしまった全員に、買ってもらっちゃうんです。
すごい、すごすぎる。
侮れない、からすのパンやさん。
平和なパン屋の話だと思っていたら、
ビジネスのヒントがつまった絵本だった!(笑)
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作: かこ さとし 出版社: 偕成社
価格:1,080円
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